エッサウィラ、マラケシュでは出発前に宿を予約しておいたのだけど

ここからは本当にノープラン

実は海外で現地に着いてからその日の宿を探すというのは人生初めてで

ここからが本当の旅、、って感じ

気に入ったら滞在を延ばせるし

いまいちだったら他の町へ行けばいい

心地よい気楽さ 

マラケシュからバスに乗って、夕方くらいに到着

歩き方片手にスーツケースをごろごろ引いて宿を探す

道が石畳だったりするのでスーツケース引くの大変 、、

いろんな人がザ・旅行者の格好をした私をみて

ホテル探してるの？うちどう？と声をかけてくる

いくつか見た後に無線インターネット付(遅い)でわりと綺麗なところが

無事に見つかり一安心

朝食つき1泊3000円くらい

フェズのメディナはモロッコにあるメディナの中でも

特に入り組んでいて、
地図を持っていても迷う、迷う、迷う

迷ってるとロバに出くわす
ロバって小さいのに、どっさり荷物を乗せられてかわいそう、、:(

この町の名物
タンネリ
動物の皮を、染める

染料の壷に皮をひたして手作業で染めていく
干してある皮は頭や手足の形がくっきり

かいだことのないひどい臭い、、

日本で生活していると、
わたしたちの手に届くものは大体最終形態なので
こう皮が干してあったり食肉がぶらさがっていたり
牧場から牛の悲鳴が聞こえてきたりすると
びっくりする

なかなか生きてる牛やらくだの姿と、
お皿に乗っている肉やカバンになった皮が同じものなんて
全然ピンとこないけど
モロッコではそういう「過程」を目の当たりにすることがしばしば

(出発前に色々な人の旅行記を呼んでいたら、
この近辺で皮をはいだ後の動物の死骸が道端に積んであった
なんていうのがあったけど私は幸い遭遇せず)







さて歩き方によると
この町にはひとつとてもいいホテルがあって、
宿泊者でなくてもテラスでお茶ができる　らしいので
行ってみよう

と思ったんだけど案の定迷う

迷ってると男の子が声をかけてきた
道わかる？どこ行くの？

そろそろこの道案内商戦にうんざりしていたので
(マラケシュでは勝手に案内してきた人がチップを求めてくるので
無視していたらビッチ！と罵られた)

ホテルに行くとこだけど迷ってないしあなたの助けいらないし大丈夫です
ついてこないでください、、と
逃げようとしていたんだけど、
しつこくついてくる

困りながら一緒に歩いていたら、ホテルが見えた
そしたら彼は
あそこに見えるからもう行けるでしょう、
チップを請求するつもりなんかなかった
と少し怒り気味で去っていった

郵便局のときと同じ
疑っていた自分が恥ずかしい
けど本当に悪意を持った人もいるし　見極めることなんてほぼ不可能












ということで着いたこのホテル
眺めもよくサービスもよくとてもきれいでした

ドリンクの値段もそれなりで
オレンジジュースを頼んだら屋台のジュースの10倍　でした



つづく